【コラム】友達はいらない!?
先日、Youtubeの動画を視聴していたら、「友達は不要!」という見出しの動画が目に止まり、どういう趣旨なんだろう?と疑問に思い、動画の内容を確認しました。
動画の投稿主によると、「友達ではなく、仲間を作ろう」というお話でした。友達は必ずしも同じ目的を共有しておりませんが、仲間は同じ目的を持って集まっている人たちをいうのだそうです。なるほど〜。
今の私でいうと、会社のスタッフは、人事や労務の観点からお客様の役に立つという目的を共有していますので、仲間になります。
時折、古事記好きの仲間と集まって、古事記を勉強したり、一緒に神社に参拝したりしていますが、こちらも「古事記を学ぼう」「日本の文化を学ぼう」という共通の目的を持った集団ですので、仲間と表現してよい人たちです。
同じ目的を持って苦楽をともにした仲間ではありますが、その中には、仲間としてお別れしてしまう人も出てきます。仲間としてはお別れしても、その中には友達として残る人も出てきます。「元仲間の友達」はもちろんOK。
私でいうと、ご主人様の転勤などの関係で、当社で勤務し続けることが難しくなったスタッフがいます。そういう人も、OGとして当社のバーベキュー会などに参加してくれています。ありがたいことです。
動画の投稿主も、友達はいらないという主張が本意ではなく、同じ目的を共有する仲間を大切にしようという主張でした。
お客様が困っていることについて相談に乗っていると、時折、その課題を解決するためにお客様と私どもが力を合わせることがあります。こうなってくると、サービスをする側・される側という垣根がなくなり、「仲間意識」が芽生えてきます。家族で過ごす際も、家族が力を合わせて取り組むこともあります。この瞬間、家族も仲間になります。
絆を深くするコツは、同じ目的を持って活動することにあるような気がします。となると、この人と絆を深くしたいなと思うときには、同じ目的を作って活動してみるとよいのでしょうね。
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