【コラム】新入社員がやってきた!
先月と今月、それぞれ1名、新入社員が入社し、総勢10名となりました。
当事務所では、即戦力はあるに越したことはありませんが、採用に当たっての重要な要素にはなっておりません。簡単な仕事から取り組んでもらい、仕事をしながらできることを増やしてもらっています。
手続き関係でいうと、1年に1度しかない仕事もあります。その時になんとなく覚えても、次の年になると「そういや、どうすればいいんだっけ?」となりがちです。それでも、前年に取り組んできたことを思い出しながら取り組んでいると、記憶が徐々に定着していきます。3~4年くらい仕事を続けていれば、ありがちな仕事は大半出来るようになっていますし、1年に1度の仕事もだいぶできるようになってきます。
私自身、社会保険労務士の資格を取って独立しましたが、社労士事務所に勤務した経験はありません。中核となって働いてくれている男性スタッフも未経験からスタートしています。経験者は市場価値が高く、当事務所では手が出ないという寂しい現実もあり、未経験の人を雇用して、仕事を通して経験を増やしてもらうことにしています。
仕事そのものは、チームリーダーや先輩スタッフが教えています。私が直接仕事を教えることはほとんどありません。
その代わり、職場環境が良好であり続けるよう、気をつけるようにしています。
まず、自分自身の気分のムラをなくすこと。忙しいとイライラしたり、自分の思い通りにならないと不機嫌になったり・・・こういうことがないよう、極力上機嫌で仕事をするように心がけています。
気持ち(感情)は周りに伝わります。気持ちよく働いてもらうためには、周囲に一番影響を与えやすい立場の自分自身が気持ちよく働くことが重要だと思います。恐怖や不安をあおってマネジメントすることは、外発的動機づけになりやすいです。「この仕事、なんだかワクワクする!」という具合に内発的動機づけをベースに仕事をしてもらうための土台として、感情が前向きであることが必要です。
次にイス。長時間座って仕事をし続けるので、体に負担がかからないイスが必要です。私が新卒の頃に勤めた会社ではイスが権威の象徴のようになっていて、役職が上がれば上がるほど、ひじ掛けがつくなど豪華になっていきますが、権威というものは、その人の人格がにじみ出た結果生じるものであり、イス等の目に訴えかけるものでアピールするものではないと思います。
1年くらい前から、スタッフとの1on1ミーティングを始めました。各社によってミーティング内容や方針は異なると思いますが、私の場合は、ビジネス・プライベートを問わず、私に話してみたいことを自由に話してもらっています。大半はスタッフのご家族の話や、自分が抱えている病気の話など。1ヶ月に1度、一人45分くらいの時間をかけて耳を傾けています。約20日間の営業日のうち、朝から夕方まで、ひたすらスタッフの話を聴くこと、しかも大半が雑談というのは、どんなもんかなと当初は思っていましたが、「仕事上のおつきあい」を支える「人としてのおつきあい」を大切にしている私にとっては、ご家族の様子を教えてくれる時間はとても大切な時間になっています。また、日頃雑談を重ねていれば、仕事でちょっと言いにくいことでも話をしてくれるきっかけにもなっているようです。
その他、大したことではありませんが、飲み物・お菓子は欠かさないようにしたり、時々ランチに行って、好きなものを食べてもらったりしています。
新しく入社してくれた人たちにも、心穏やかにパソコンに向かって仕事をしてもらい、昼食時には楽しく過ごしてもらって、長く勤めていただきたいと思っています。
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