【コラム】アルコールほぼなし生活
呑み過ぎが原因で心臓発作(正確には心房細動)を起こしてから1年4ヶ月経過しました。以前は日本酒でいうと毎日3合~4合くらいのアルコールを摂取していましたが、今は週に1~2回、各1合程度を呑むくらいにしています。
家ではあまり呑まなくなりました。週に1~2回の懇親会等で外食をする際、食事の最後に概ね1杯、そのお店で一番美味しそうなアルコールをいただきます。乾杯で呑むのもいいんですけど、私の場合、あっという間になくなってしまいますし、食事と一緒に飲むと、なんだか味わえないんです。食事の最後、集中して珠玉の一杯を楽しむのが最近の私流。
1杯しか呑めないとなると、サクッと呑める通常のビールやスルスル呑める大吟醸系の日本酒はほぼ対象外。癖が強くてどっしりした日本酒か、渋い赤ワインか。ウィスキーやラムなどの蒸留酒を30ml~45ml程度いただくというのが最近の定番になりました。「1杯で満足できるアルコール」がコンセプトです。
普段、症状があるわけでもなく、アルコール以外に制限している食べ物や飲み物もありません。運動も特段の制限はありません。
むしろ、これを機に毎朝トマトジュースを飲んでみたり、ピラティスを始めてみたりと、むしろ以前より健康になったんじゃないかと思っています。
家での夕食はビール代わりに炭酸水を飲むようにしています。強炭酸を飲むと、なんだかビールを飲んでいるような気分になり、心が満たされます。
それと、「糖分の摂り過ぎ」という観点では、あまり好ましいことではないのですが、食後にお菓子をよく食べるようになりました。特に欠かせないのはかりんとう。スーパーなどで販売しているかりんとうでは、東京カリント、山脇製菓が作っているかりんとうが美味しいです。
最近はチョコにも手を出し始めていますが、カレ・ド・ショコラという森永のチョコレートを美味しくいただいています。
夕食の後、お菓子を食べて心が満たされたら、風呂⇒ヤクルト⇒柔軟体操。「体が柔らかくなれば、心も柔らかくなる」かどうかは知りませんが、体を柔らかくすることは、老化防止にも役立つのではないかと、10分~15分程度取り組んでいます。
柔軟体操が終わったら、自分のライフワークである古事記講座のテキストを作ったり、本を読んだり。年間の休肝日がほぼ存在しない頃の過ごし方とだいぶ変わりました。
平日ほぼ毎日呑み歩いていた時代には何の後悔もありませんが、強制的に始まったアルコールほぼなし生活も、これはこれで楽しく充実しています。今の自分にできることの中から楽しみを見つけていくって大切なことだなとしみじみ実感しています。
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