【コラム】人が生きる目的

お客様を訪問すると、時折「いつもブログ見てます。」とお声がけをいただくことがあります。とっても嬉しく受け止めております。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます!

どの記事をご覧になってますか?とお伺いすると、大半は人事・労務の記事ではなく、コラムをご覧くださっているとのこと。これは気合いを入れて投稿せねば!!

人事・労務の記事につきましては、「法改正情報とか、教えてくれるんですか?」と新規のお客様などからお問い合わせを頂戴することがあります。私どもでは、こちらのブログを通してお伝えしているということにさせていただいております。

本来は、個別にお声がけする方が良いとは分かっているのですが、なかなかそこまで手が回らず、一斉配信でご容赦願っているところです。

さて、人が生きる目的ってなんだと思いますか?

「人生を楽しむため」「他人の役に立つため」「魂の成長のため」等、いろいろとご意見が出てくると思いますし、中には「分からない」と思われる方もいらっしゃると思います。

ここ数年の私は、「人が生きるにあたり、決まり切った目的などない」と思うようになりました。

生まれて、生きて、死ぬ。生まれ変わりがあるのなら、このサイクルの繰り返し。

なんだか寂しい話になってしまったような気もしますが、これは救いでもあります。というのは、仮に「人生を楽しむ」ことが人生の目的だとすれば、何らかの事情で人生を楽しめていない人は、生きる価値がないということになりかねません。

同様に、「他人の役に立つ」ことが人生の目的だとすれば、何らかの事情で他人の役に立っていると思えない人は、生きる価値がないということになりかねません。

どのように生きている人であっても、生きているただそれだけで、十分に価値があると私は思います。

なお、誰にも当てはまる決まり切った目的はないのですが、自分で目的を創ることはできます。

生きる目的に唯一の正解などありません。そもそも決まり切った人生の意味はないのです。でも、自分で人生の目的を創り出して生きる分には、全く問題ないし、それがまた、生きがいにつながったり、迷った時の判断基準になることも多いように思います。

唯一の正解はないのだから、自分が信じる道を歩んでいけばよいし、途中で目的を変えてもいい。目的に沿って生きることに疲れたら、途中で無目的になってもいい。また、目的が複数あってもいい。そんな感じで「人生の目的」を捉えてみるのもよいのではないかと思っています。

ちなみに、私の場合は人の本質は愛だと思っております。どの人であっても、愛は心の奥底に持ち合わせておりますが、その愛を自覚して生きている度合いは人それぞれです。人に対する思いやりを持ち、他人の喜びを自分の喜びとするような生き方をすることで、自分自身の愛の度合いを成長させていきたいと思っています。そんなわけで、株式会社の方の社名を「アイグロース」としております。

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