【コラム】雑草のタネの数

最近、週末の日課のひとつが、庭の草むしり。「むしる」といっても、小さなスコップを使って、芽が出て1週間くらいのものを根ごと掘り起こして抜く作業です。

30分くらいかけて抜くと、雑草がスッカリなくなり、ちょっとした達成感が味わえます。

この作業を4月頃からほぼ毎週やっているのですが、1週間たつと、また雑草の芽が出ているんです。最初の数週間は「たまたま発芽していないタネが1週間遅れで発芽したんだろう」とか「種が風に吹かれてくるのかな」等と考えていました。もちろんその要素もあるのでしょうが、昨日、衝撃的な動画に巡り合いました。

土の中に埋没している雑草のタネはどのくらいの数があるんだろう、という疑問を解決する実験とその結果の紹介動画です。

この動画では、200gの土の中に103粒の雑草のタネが見つかりました。

うちの庭、狭いとはいえ表層部分の土をかき集めたら少なく見積もっても100kgはあると思います。となると、万単位の雑草のタネがあるんだろうと思い至りました。

そりゃ、抜いても抜いても出てくるわけだ…。

さらに、別の動画によると、雑草を根ごと掘り起こすのも善し悪しだそうです。確かに根が残った状態ですと、また根から芽が出てくることがあるのですが、根を掘り出すとそれに合わせて土も掘り起こされます。この掘り起こされた土の中で眠っていた雑草のタネに光が当たるなどして、新たなタネを発芽させるきっかけになることがあるのだそうです。

私の脳内にも新たな悩みのタネが植えつけられました。

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